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ホームページのリニューアルを任せられる信頼できる制作会社を選ぶための評価ポイント

初版公開日:2019/5/15

最終更新日:2019/5/15

こんにちは。

WEB制作会社と事業会社にて制作側と発注側の両方の経験を合計12年以上してきました竹内と申します。

WEB制作を発注する側になって一番困ったことは、信頼できるWEB制作会社を選ぶのが難しいということでした。

ホームページのリニューアルを任せられる信頼できる制作会社の探し方まとめのように頑張っていくつかのWEB制作会社をリストアップしても、その中から本当に優秀な会社を見極めるのは難しく、また、予算の都合で諦めなければならないケースもありました。

発注可能な小さな仕事がたくさんあれば色々な会社にお願いしてみて相性を見るということも可能ですが、それほど細かな仕事がたくさんあるという状況は少ないかと思います。

そこでここでは、私たちが考えた理想のWEB制作会社を選ぶための評価ポイントを紹介したいと思います。

これを使えば100%素晴らしいWEB制作会社を選べるという訳ではありませんが、少なからずその可能性は上がるものと思っています。

これはいわゆるWEB制作会社を選ぶためのポイントであり、広告代理店や少数精鋭の制作チームを評価するような場合には向いていませんのでご了承ください。

会社うんぬんではなく、実力のみで選ぶ場合はコンペ(プロポーザル方式)で企画を募り、その善し悪しで判断するのがいいでしょう。

WEB制作会社評価シート

評価シートを見て頂ければ後の説明は助長かもしれません。

なぜこの項目が評価ポイントに入っているのかが疑問なポイントのみ説明を読んでいただければと思います。

WEB制作会社評価シート(Excel形式)をダウンロード

評価は「会社」「WEBサイト」「担当者」「資料」の4つのカテゴリに分かれていて、それとは別軸で「提案内容」というカテゴリがあります。

この評価シートはコンペ(プロポーザル方式)で会社を選ぶ際にも利用できるようにするために提案内容の評価を切り離せるようにしています。

採点方式は決めていませんので、点数方式でも○△×方式でも記述方式でも構いません。

点数方式の場合は合計得点が高い方を無条件で選ぶというようなことはしないで、参考値として扱うことを推奨します。

点数の高い会社が必ずしも最適な会社とは言えません。

担当者との相性や会社規模の適性などを相対的に判断し、「優秀な会社」ではなく「自社に合った最適な会社」を選べるようになると失敗は減るでしょう。

以下は、評価ポイントについての解説です。

会社そのものの評価

まずは会社そのものの評価になります。

倒産しそうな会社や、社会に悪影響を与えているような会社には頼みたくないですよね。

創業年数に不安はないか

長く続いていればいい会社という訳でも、創業1年目だから駄目という訳ではありませんが、長く続けられるのにはそれなりの理由がありますし、起業したての会社にもいいところはあります。

例えば創業50年で従業員数5名だった場合、どのような会社をイメージするでしょうか。

創業年数に対して他の情報のバランスがとれているかを確認しましょう。

従業員数に不安はないか

とても大きな会社に見えて従業員数がとても少ない会社もあります。

人数が少ないということは制作部隊を持っておらず、再委託している可能性があります。

人数だけでは制作体制は判断できませんが、一つの指標にはなるでしょう。

会社の規模と制作サイト(予算)の規模に乖離はないか

いつも1,000万円以上の予算で数百ページのサイトを扱っている制作会社からすると、20ページ程度で100万円程度の案件の相談を受けるのは難しい場合もあります。

逆に小さな案件ばかりやっている会社に大規模な案件を任せるには不安があるでしょう。

従業員数だけで会社規模を計るのは難しいですが、平均でどれくらいの規模の案件を請け負っているかを確認できればミスマッチを減らせるかもしれません。

会社の業績に不安はないか

外から見てもなかなかわかるものではありませんが、ブログや役員のSNSなどを見て判断できることもあるかもしれません。

主要取引先に偏りはないか

大手企業からの仕事が8割で、他社からの受託制作に慣れていないという下請け制作会社もありますので注意しましょう。

WEB制作事業が中心事業か

必ずしもWEB制作が中心事業である必要はありませんが、専門性が高い企業の方がレベルが高い場合が多いでしょう。

依頼内容によってはマーケティングに強い会社なども検討するといいかもしれません。

WEB制作会社としての実体はあるか

担当者は一人だけで、あとは協力会社に丸投げなんていう会社もあったりします。

コミュニケーションに問題がなく、目的を叶えてくれるのであればまったく問題ではありませんが、なかなかそういった会社では満足のいく対応を得られることは少ないでしょう。

制作部隊を社内に抱えているか

制作部隊を社内に抱えているか外部に委託しているかで対応のスピード感と、情報伝達の精度が変わってきます。

依頼したい分野に強みを持っているか?

ホームページを作る、リニューアルするだけであれば多くの制作会社が問題なく対応できますが、広告やSEO、運用など、制作以外にも頼れる分野があると嬉しいですね。

口コミ・評判はいいか

なかなか評判を確認できることはありませんが「会社名 評判」などで検索したり、Googleで社名の検索をすると口コミが載っていたりします。

悪評ほど書かれやすい傾向にありますので、言い掛かりや逆恨みのような口コミが書かれていることもありますが、一度は確認してみることをおすすめします。

WEBサイトの評価

紺屋の白袴、医者の不養生ということわざがあるように、必ずしも優秀なWEB制作会社のサイトが素晴らしいかと言われればそうでもないものですが、一つの指標にはなります。

自社のサイトにある機能はもちろん作ることはできますし、デザインのセンスなども充分参考になるでしょう。

サイトがわかりやすいか

情報設計をうまくできるという証になります。

検索エンジンは優秀なので近くの会社を検索してくれもしますが明示的に「WEB制作会社 地域名」と検索すると更によい結果を得られると思います。

自社でもWEB集客をしているか

集客に対する知見が最低限はあるということがわかります。

検索でヒットするか

SEOに対する知見と、その成果が見て取れます。

情報発信をしているか

サイトの運用やマーケティングに関するノウハウを持っているかがわかります。

実績は豊富か

実績の数は実力を計るバロメーターになります。

実績の数が少ない場合、代理店との取引が多く、提案や進行管理に慣れていない可能性があります。

大手企業との直接取引はあるか

大手企業との取引実績は様々な課題、レギュレーションをクリアしたことがある証明になります。

同業界の実績はあるか

同業界や同業種の実績があると、事業への理解が深いかもしれません。

直近の実績は更新されているか

古い実績ばかりの会社は昔はよかったけれど今は駄目という可能性もあります。

優秀な人材が辞めてしまって実力が低下するということも少なくありません。

同規模のサイトの実績は複数あるか

大は小を兼ねる場合は多いですが、小規模サイトばかり制作している会社は大規模サイトは慣れていてないでしょう。

イメージに近いデザインテイストの実績はあるか

デザイナーのセンスが如実に表れています。

おそらく同じデザイナーが担当することになるので、センスが合わない場合は満足するのは難しいでしょう。

デザインのクオリティは高いか

センスだけではなく細部への拘りやデザインパターンなどを確認しましょう。

担当者の評価ポイント

会社ではなく結局は人を見て判断ということもあるでしょう。

それは決して悪いことではありませんが、良い人を取り繕うことはそう難しいことではありません。

営業担当の話術に騙されないように注意しましょう。

また、実際にプロジェクトがスタートしたらやり取りをするのは営業担当ではなく別の進行担当者になることがあります。

営業担当者は素晴らしくても、進行担当者が酷いと最悪です。

むしろ営業担当者よりも必ず進行担当者の実力を確認するようにしましょう。

人柄はいいか

説明するまでもありませんね。

話を聞いてくれるか

下手な自信がある人ほど話を聞かずに自分たちの話ばかりしてきます。

知見に基づいたアドバイスをしてくれるか

プロとしてのアドバイスや提案がなければ、その会社に依頼する意味がないでしょう。

知識はあるか・質問の返答は的確か

知識の無い担当には安心してプロジェクトを任せられないでしょう。

返答・対応は早いか

一番重要かもしれません。

返答は営業時間であれば1時間以内、遅くとも2時間以内にあるべきだと思います。

それを過ぎたらなぜ返答に時間がかかったのかを説明してくれる人がよいでしょう。

事業に対する理解・熱意はあるか

事業に対する気持ちの有り無しでパフォーマンスに差が出てしまうのだとすればそれは問題ですが、それでもやはり理解度が高く熱意のある人に担当してもらいたいと思うのが普通だと思います。

新人(未経験者)ではないか

会社として成熟していても、担当者全員が成熟しているとは限りません。

新人(未経験者)だから悪いという訳ではありませんが、フォロー体制がしっかりしているかなどは確認した方がいいでしょう。

資料の評価ポイント

企画提案書やその内容ではなく、周辺のドキュメントもチェックしましょう。

人的な良し悪しは上っ面で取り繕うことはできますが、各種ドキュメントの質は差が出やすいものです。

会社紹介資料の質は高いか

素人がパワーポイントで作ったような資料になっていないか確認しましょう。

細部まで気に掛けられる社風かどうかを判断できるでしょう。

名刺のデザインの質は高いか

対面していれば会社紹介資料と名刺は必ず受け取るでしょう。

名刺もその会社のデザインセンスを見る材料の一つになります。

その他の評価ポイント

気になるポイントがあれば追加して比較してみましょう。

オフィスは近いか

オフィスの距離が問題や心理的障壁を生むことも少なくありません。

営業担当だけではなく進行担当と会えたか

前述のとおり、実際にプロジェクトがスタートしたらやり取りをするのは営業担当ではなく別の進行担当者になることがあります。

進行担当者のレベルが低いことを隠そうとする営業担当者もいないとは言えません。

まとめ

少し長くなってしまったので提案内容の評価ポイントについては別記事にまとめたいと思います。

会社の評価、人物の評価、成果物の評価、企画内容の評価を明確に分け、それぞれの評価の善し悪しに他のカテゴリの評価が引っ張られないようにしましょう。

特に人物的評価が高いとそれにつられて他の評価も高く見えてしまう傾向にありますので注意しましょう。

とは言え、最終的には人を見て判断ということもあるので難しいとは思いますが、可能な限り後悔しないように細かく比較することをおすすめします。

ホームページリニューアルラボでは制作パートナーの選定支援を承っています。制作パートナーの選定でお困りのことがございましたら、是非お問い合わせください。