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ホームページリニューアル後の運用方法まで視野に入れよう

初版公開日:2019/4/14

最終更新日:2019/4/20

ホームページのリニューアルプロジェクトが進行すると、サイトを完成させることが目標になってきてしまいます。

スケジュールが引かれ、納期があり、公開日がある以上はそういった意識になってしまうのは仕方がないことなのですが、ホームページのリニューアル公開は中間地点でしかありません。

本当のゴールは、リニューアル後にその目的が叶うまでです。

ホームページのリニューアル公開後、何もしなくても自動的に目標達成に向かうのであれば問題ありませんが、チューニングが必要になったり、新しい情報を加えて行くいわゆる運用が必要になるでしょう。

これは問題が発生した都度どうするのかを考えるのではなく、事前に運用計画を立てられれば言うことありません。

リニューアル公開日がゴールになってしまうと目標の達成は遠のいてしまう

大事なことなので繰り返しますが、リニューアル公開日がゴールになってしまうと、そのリニューアルプロジェクトの成功率は著しく下がってしまうでしょう。

本当に大事なのはリニューアル公開日ではなく、いつまでにどういった状態になっているかを定めた目的達成の期日なのです。

その期日は様々ですが、リニューアル公開日から三ヶ月後、半年後、一年後など、ある程度まとまった期間後に設定されていると思います。

その間に外部環境は刻々と変化し、元々想定していたペルソナがずれてしまうなど、リニューアル後のホームページがそのままで最大限の効果を発揮し続けられる保証はありません。

また、オウンドメディアがあったり、ニュースリリースを出したり、IR情報を出したりするようなサイトであれば、その情報を更新し続ける必要もあります。

運用を何もしないでリニューアル公開日の状態のまま三ヶ月、半年、一年と放置するのは大きな機会損失に繋がり、それだけ目標の達成からも遠ざかります。

ホームページのリニューアル公開をゴールとしないために

それではホームページのリニューアル公開をゴールにしないためにはどうすれば良いでしょうか。

ちょっとしたテクニックだけでも意識を運用に持って行くこともできますので、実行するのが簡単だと思えるものを少しずつ取り入れて行きましょう。

アウトソース先を選定する際に、運用まで計画できているかを確認する

アウトソース先にどこまでお願いするかに左右されますが、アウトソース先を選定する際に、目的達成までのプロセスをどれだけ描けているかを判断材料にするとよいでしょう。

どんなホームページを作れるかだけに注目し過ぎてしまうとどうしてもリニューアル公開がゴールに見えてきてしまいます。

そうならないためには、公開後の目的達成までのフローなども含め提案して貰うのが良いでしょう。

スケジュール表の終端をリニューアル公開日にしない

制作パートナーにホームページの制作だけをお願いした場合、出てくるスケジュール表はリニューアル公開日がプロジェクトの最終日となっていることでしょう。

制作パートナーから見ればその後の予定など知る由もないため仕方がないことですが、このスケジュール表に自分で何かを付け足してはいけないということはありません。

リニューアル公開日の後ろに運用の予定を書き加え、更には、目標達成予定の日には、リニューアル公開日よりも目立つマーキングをしてみましょう。

たったこれだけのことでも、リニューアル公開日は途中にすぎないのだと意識するきっかけになるでしょう。

運用計画を立てる

リニューアルの実作業が始まると少し時間が空く瞬間が出てくると思います。

その時間にリニューアル公開後の運用計画を立ててみましょう。

制作完了を待つだけの姿勢でいると、制作が完了した時点でプロジェクトが終わったかのように思えてきますが、先の計画が立っていると、制作が完了した時点から運用がスタートすることになり、プロジェクトが続いているという意識を持つことができるでしょう。

運用の内容については様々なため、どのような計画を立てられるかは場合によりますが、5W1Hを意識し、誰がいつどのように何を行うのか、それをどのようにチェックするのかを決めて行くというものになります。

リニューアル公開自体を評価しない

リニューアルプロジェクトの過程における働きを評価するのは間違っていないと思いますが、「無事に公開されたこと」を評価軸にしてしまうと、どうしても「公開すること」がターゲットになってしまいます。

本来の目的はもう少し先にあるため、その目的を達成するか、達成するための行動をきちんとしてきたかを評価することによって、メンバー全員の意識がリニューアル公開日ではなく、目標の計測日に向かうことでしょう。

リニューアル公開直後に打ち上げをしない

制作パートナーと親密な関係にあれば特にですが、関係性の向上などを目的に打ち上げの提案をされる場合や、社内でも打ち上げが企画されることがあると思います。

それ自体を否定するものではありませんが、そういったイベントはどうしても意識を中断させてしまう効果があると思います。

やるのであれば目的を達成した時に盛大にやるか、打ち上げ兼運用開始決起会という名前でやってみるといいかもしれません。

どれも新たに時間や予算を使って取り組むというものではなく、元々やらなければいけないことや、普段目にするものを変化させることによって意識をリニューアル後に持って行くという手法ですので比較的簡単に取り入れられるでしょう。

意識するという決意だけで実行できる人もいるかもしれませんが、メンバー全員がそうだとは限りませんので、なるべくこういったフォローを行うことが成功へ繋がって行くことでしょう。

目標達成後のリリースやセミナーを目標に入れる

ホームページリニューアルの情報を集めていると、リニューアルされたというリリースが出ていることがよくあります。

記事にはどういった目的で何をどのように改善したのかは書かれていますが、実際にどういう目標値を掲げてそれをどのように運用してどう叶えたのかという内容は殆ど読んだことがありません。

これもリニューアル公開をゴールとしてしまっているがゆえに起こる現象とも言えます。

逆に言えば、目標を達成したらリリースを出したりセミナーを開くという二段構えの目標を掲げるとより一層、運用業務にも光があたるようになるでしょう。

運用・改善チームを作る

例え兼務だったとしても、リニューアル公開までを担当するチームと、公開後、目的達成までを担当するチームを分けるのも手段の一つです。

チームによって目的が違うのでそれぞれがそれぞれの持ち場で力を発揮し易くなります。

さすがに完全に同じメンバーですとその効果は薄いですが、少しは運用に目を向けるためのきっかけにはなるのではないでしょうか。

まとめ

未だ見ぬ先のこと、どんな問題が起こるかもわからないことを計画するのは難しいかもしれませんが、先ずは絶対に存在する作業を洗い出したり、目標値をチェックする日付をスケジュール表に記載するといった細かいことからスタートしましょう。

運用を正しくすることも大事ですが、作っただけで終わらせないというだけでも充分な価値があります。

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