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ホームページリニューアルの進め方と始め方

初版公開日:2019/4/23

最終更新日:2019/5/22

この記事は「ホームページリニューアル 始め方 進め方」といったキーワードで検索して情報を探している人向けに書いています。

こんにちは。

WEB制作会社と事業会社にて制作側と発注側の両方の経験を合計12年以上、WEB担当(ディレクター・エンジニア・SEOコンサル)として中小企業から大手企業まで幅広いクライアントのWEBにおける課題解決をお手伝いしてきました竹内と申します。

この記事をご覧いただいているということは、ホームページリニューアルプロジェクトの始め方や進め方に不安があるものと推察いたします。

もしもあなたが誰かにプロジェクトを任せる側の立場でしたら、以下のことを実行したら後は担当者に任せましょう。

  • プロジェクトの推進リーダーを任命する
  • プロジェクト担当者がリニューアルを成功させた際の評価を考える
  • 担当者からの質問に答える準備をする
  • 担当者からのフィードバックや質問を受け付ける時間を必ず取る(むしろ常時)
  • 致命的な判断以外は担当者に任せる心構えをする
  • 担当者にこのサイトを読ませる

そしてもしもあなたがプロジェクト推進の担当者であったなら、まずはこのサイトを順番に読んでみてください。

この記事は最初の記事ではなく、ホームページリニューアルの全体の流れを理解するホームページリニューアル事前準備チェックリストに続く記事になっていますので、未読の人は両記事を読んでから戻ってくることをおすすめします。

ホームページリニューアルプロジェクトを始める

会社でルールが無い限り、特別な催し物は必要ありません。

あなたが「始めるぞっ!」と思ったその瞬間がプロジェクトのスタートです。

そして最初にすることは情報取集です。

もしも期日が先に提示されて焦っているようであれば「何も決まっていない状態で期日だけが決まっているなんて来週までに家を建てろと言っているのと同じです。リニューアルの目的にあったホームページをつくるのに適切なスケジュールを出しますのでお待ちください!」と言って上司を説得するのが最初の仕事になります。

落ち着ける環境が整ったら当サイトに限らず、ホームページのリニューアルについて様々な知見を集めましょう。

なんとなく全体の流れや進め方が理解できればOKです。

WEBの情報だけで足りなければ書籍を2~3冊読んでみることもおすすめします。

ゆっくり情報収集しても1日か2日くらいである程度の知識は手に入るでしょう。

急に座学に時間を割くのは不安かもしれませんが、この時間は直ぐに取り戻せるはずですので落ち着いて勉強しましょう。

やめた方がいい始め方

WEB制作の経験がまったく無いと、直ぐに協力してくれる制作パートナーを探そうとしてしまうものですが、当サイトではおすすめしていません。

当サイトでは、制作パートナーを探す前に自分たちでやれることをやっておくというのがホームページリニューアル成功の近道と考えています。

自分たちでできることは自分たちでやり、任せるところはきっちりとプロに任せることが成功の秘訣です。

ホームページリニューアルの進め方の例

まずはホームページリニューアルの全体の流れを理解するなどを読んで全体の流れを理解することから始めましょう。

全体の流れを理解出来たらRFP(提案依頼書)を作る

RFP(提案依頼書)を作るために、社内でヒアリングを行ったり、情報を集めたりするのがスタートになります。

RFP(提案依頼書)があるのとないのとでは制作パートナーを探す際の効率や、正確性に大きな差が出ます。

当サイトはそんなRFP(提案依頼書)制作のフォローをするためにあります。

ホームページリニューアル事前準備チェックリストを片手にサイトを読み進めれば自動的にプロジェクトは進行するはずです。

内製するか外部パートナーに依頼するか決める

RFP(提案依頼書)が出来上がったら内製するか外部パートナーに依頼するか決めます。

「内製する」という選択肢を選べない会社も多いかもしれませんが、これを機に新しくWEBマーケティング部を作るという選択肢や、派遣社員を雇うといった選択肢なども考えられますので、思考停止せずに必ず1回は他の可能性は無いかを考えるようにしましょう。

当サイトでは外部パートナーに依頼する場合についての説明をしています。

パートナー企業を探す

ホームページのリニューアルを任せられる信頼できる制作会社の探し方まとめを参考にパートナーとなってくれそうな企業や個人を複数探します。

ある程度リストアップしたら、ホームページをリニューアルしたい旨を伝えて営業に来てもらいましょう。

会社ごとに強みや特長、制作実績などを説明してもらい、ピンとくる会社をさらに絞り込みましょう。

要件定義を行う

どのようなサイトにリニューアルをするのかを具体的に決めます。

これがWEBサイト制作において一番厄介な工程になります。

自分たちで要件定義を行えればそれに越したことはありませんが、それが難しいから協力会社にお願いしたいのだと思いますが、制作会社を見つけるための材料がないという状態になります。

そして要件定義がある程度できていないと、コンペを開催しても受けられる提案は甘い想定の元に練られた企画となり、予算もスケジュールもすべて概算となってしまいます。

そうすると、想定で練られた企画を元に発注契約をしなければならず、後で想定外のことが起こっても契約を解消するのは難しくなります。

そういったことを避けるために当サイトでは要件定義の契約と、制作工程の契約を分けることをおすすめしています。

簡易コンペでも、営業時の見極めでもよいのでまずは要件定義だけをやってくれる会社を見つけて要件定義を済ませましょう。

要件定義ができていれば制作工程を任せる会社を見つけるのも簡単になります。

コンペ・オリエンテーションを開催する

いくつかの会社に絞ったら、最終的な一社に絞るためにコンペを開催しましょう。

コンペを開くにはオリエンテーションという、RFP(提案依頼書)の内容を説明する会があるのが普通です。

オリエンテーションを開くにあたって、機密情報を公開することになるのでこのタイミングまでに秘密保持契約を結ぶとよいでしょう。

コンペに参加してくれる企業に声をかけ、秘密保持契約を結び、オリエンテーションを開き、企画提案を受け、制作パートナーを決定するという流れです。

企画提案をブラッシュアップし、スケジュールと予算の折り合いをつけ、発注する

要件定義が事前に終わっていれば必要ありませんが、そうではない場合、コンペで出された企画提案をブラッシュアップしたり、スケジュールや予算を詳細まで詰める必要があります。

どんなサイトが、どれくらいの料金で、いつ頃までに出来上がるのか、どのように目的が達成されるのかがあなただけではなくプロジェクトメンバーやあなたの上司にいたるまで納得できたら発注しましょう。

もしかしたらメンバーや上司を説得する必要があるかもしれません。

大きなプロジェクトで期間も長く、発注金額も大きい場合、半額分を前入金するなどのお願いが制作パートナー側からあるかもしれません。

また、料金の話だけではなく、両社の間の契約に関する様々な契約(業務委託契約)を締結したり、該当のプロジェクト単体における契約(個別契約)を締結したりします。

いつか別記事で詳しく書ければと思いますが「WEB制作 業務委託契約」などで調べて、リスクの少ない契約となるようにしましょう。

自社で契約書の雛型を持っていない場合、制作パートナー側から契約書の雛型が送られてくると思いますが、その場合は制作パートナー側に有利な条件の書き方になっていることが多いので注意しましょう。

制作工程の進め方は制作パートナーのWEBディレクター(プロジェクトマネージャー)に任せる

発注後のことは基本的に制作パートナーの担当者に任せましょう。

あなたの仕事は正しいRFP(提案依頼書)を作り、レベルの高いプロジェクトを安心して任せられる制作パートナーに発注するまでが9割です。

そしてホームページリニューアルの成否の9割もここにかかっています。

ここまでを全力で行うことができれば後は優秀なパートナーがあなたのことを上手に動かしてくれるはずです。

そうするためにも「制作進行管理」というタスクがパートナーの役割分担になっているか必ず確認しましょう。

制作工程が始まったのにも関わらず、知見の少ないあなたがあれこれと制作パートナーに指示を出さなければならないプロジェクトは破綻しています。

あなたが唯一できることは、制作進行の邪魔をしないことであって制作を進行させることではないのです。

あなたが優秀であればあるほど自発的に何かをやりたくなると思いますが、制作パートナーから提示された発注側のスケジュール(質問の回答や素材の提出など)を必死に守り、社内政治による無駄な修正を無くし、当初の予定通りにプロジェクトが進むように最大限の努力をすることが、このタイミングでやるべきことになります。

完成後、受け入れ・検収を行う

制作進行中にも数多くの意思決定や確認作業が必要になりますが、完成後にも最終確認(受け入れ・検収と言ったりします)が必要になります。

受け入れ・検収で問題がなければ制作工程は完了となり、サイトが公開され、制作パートナーから請求書が届くでしょう。

プロモーション・運用を開始する

制作パートナーにどこまでを依頼するかによりますが、WEBサイトの完成・公開はゴールではありません。

運用をして、必要であればプロモーションを行い、目的を叶えた時がゴールとなります。

運用についてはホームページリニューアル後の運用方法まで視野に入れように詳しく書いているので割愛しますが、運用計画を立て、実行し、結果を分析し、分析結果から再計画を練り、実行するというPDCAを繰り返します。

まとめ

ここまでで概ねの進め方と、力を入れるべき割合がイメージ出来たとしたら確実に一歩前進したと言えるでしょう。

当サイトでは力を入れるべきRFP(提案依頼書)の作成までの手順を詳しく解説しています。

次記事から早速RFP(提案依頼書)を埋めるためのレクチャーが始まりますので、ホームページリニューアル事前準備チェックリストを片手にサイトを読み進めてみてください。

また、直ぐに制作パートナーを探そうとすることはおすすめしないと書きましたが、RFP(提案依頼書)を作成するにあたってわからないことを教えてくれたり、不安を解消してくれるような短期的なパートナー(コンサルタント)を活用することは大いに推奨します。

手前味噌ではありますが、ホームページリニューアルラボではホームページリニューアルにおける提案依頼書(RFP)の制作支援・スポットコンサルティングサービスを承っております。

お気軽にお問い合わせください。